【WordPress】パーマリンク設定を変更してリダイレクトされるパターンとされないパターンを調べてみた

【WordPress】パーマリンク設定を変更してリダイレクトされるパターンとされないパターンを調べてみた

2018.9.17

WordPressサイトのURL構造を決める「パーマリンク設定」

いろいろなサイトや書籍でも「パーマリンクは最初にキメろ!あとから変えるな!」とよく言われる設定です。

パーマリンク設定を変更するとURLが変わることになるので、基本的には変更前のURLにアクセスしても「ページが見つかりません」となります。

ですが、WordPressではパーマリンク設定を変えても、いい感じにリダイレクト(転送)してくれることもあるので、パーマリンク設定を変更してリダイレクトされるパターンとリダイレクトされないパターンを表にしてみました。

注意点

この記事は「このパターンならパーマリンク設定を変えてもOK」ということを書いた記事ではありません。

パーマリンクの変更はURLの変更になるため、本気で変更するのであれば.htaccess等でのリダイレクトをあわせて設定しましょう。

また、パーマリンク設定を変更し、記事のURLが変わると検索順位にも影響があります。SEO的にも安易なパーマリンク変更はおすすめできないのでご注意ください。

経緯

「パーマリンクは最初にキメろ!あとから変えるな!」という話をしたところ、「最近のWordPressはパーマリンク変えてもリダイレクトしてくれません?」と言われたことがきっかけで「まさかそんなことが…?」と思いつつパーマリンクの変更を試してみることに…

試してみると、リダイレクトされたりされなかったり…「どうもパターンがありそうだ」ということで、せっかくなので表を作った次第です。

結論としては「リダイレクトされたのは、たまたまパターンにハマっただけ。やっぱりパーマリンク設定はあとから変えるものではないね。」です。

どうしてもパーマリンク設定を変えたい場合は「.htaccess」「301リダイレクト」などのキーワードも含めてURLの転送方法を調べてみてください。

パーマリンクの変更でリダイレクトされる・されないパターンまとめ

共通設定で設定できるパターン

まずは共通設定にある「基本」「日付と投稿名」「月と投稿名」「数字ベース」「投稿名」で調べてみました。

変更前 変更後 リダイレクト
基本 日付と投稿名
基本 月と投稿名
基本 数字ベース
基本 投稿名
日付と投稿名 基本
日付と投稿名 月と投稿名
日付と投稿名 数字ベース
日付と投稿名 投稿名
月と投稿名 基本
月と投稿名 日付と投稿名
月と投稿名 数字ベース
月と投稿名 投稿名
数字ベース 基本
数字ベース 日付と投稿名
数字ベース 月と投稿名
数字ベース 投稿名
投稿名 基本
投稿名 日付と投稿名
投稿名 月と投稿名
投稿名 数字ベース

カテゴリーを絡めたパターン

その他でよくありがちなパーマリンク設定としてカテゴリーを使うパターンをいくつか試してみました!

変更前 変更後 リダイレクト
/%category%/%postname%/ /%postname%/ △ ※1
/%category%/%postname%/ /%post_id%/
/%category%/%postname%/ /%category%/%post_id%/
/%category%/%post_id%/ /%postname%/
/%category%/%post_id%/ /%post_id%/
/%category%/%post_id%/ /%category%/%postname%/
/%postname%/ /%category%/%postname%/
/%postname%/ /%category%/%post_id%/
/%post_id%/ /%category%/%postname%/
/%post_id%/ /%category%/%post_id%/

※1 : 1層目のカテゴリーがついた記事はリダイレクトされましたが、2層目のカテゴリーがついた記事はリダイレクトされませんでした。

まとめ

リダイレクトされたりされなかったりなので、やっぱり「パーマリンクは最初にキメろ!あとから変えるな!」でお願いします。

どうしても後から変えたくなった場合はそれなりの覚悟をもって変えることになりますのでご注意ください。

ではまた。

変更履歴

  • 2018.09.19 注意点、経緯を追加
  • 2018.09.17 公開