WordPressに関する書籍はたくさん発売されていて、どれを参考にしたら良いか迷うところですが、2020年現在で最新のWordPressに対応したおすすめの書籍を紹介します!
この記事で紹介している書籍はすべて WordPress 5.0 で登場した新しい編集画面であるブロックエディター(Gutenberg)に対応しています。
これから趣味でWordPressを始める方、会社やお店のWordPressサイトを更新するために勉強する方向けにタイプ別にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!
タイプ別おすすめWordPress書籍
この記事では「ブログなど趣味でWordPressを使う方」「会社やお店のサイトなど仕事でWordPressを使う方」にそれぞれオススメの書籍を紹介します。
ブログ向けのおすすめ書籍
はじめてのブログをワードプレスで作るための本
ドメイン・サーバーの契約からWordPressの初期設定までイラスト満載でわかりやすい
「はじめてのブログをワードプレスで作るための本[第2版]」はドメインの取得やレンタルサーバーの契約手順、ドメインとレンタルサーバーの連携の設定方法など、WordPressをインストールしてサイトをオープンするところから初心者にもわかりやすいように画像やイラストで丁寧に説明されています。
時々登場するトラのイラストがポイントになる部分や難しい部分を噛み砕いて説明してくれるので、「ドメイン」や「サーバー」といった単語を聞くと「難しそう…」と思ってしまう方でも読み進めやすいと思います。
ブログの書き方、記事のネタの考え方、検索を狙った文章の作り方が勉強になる
WordPressの操作方法に関する書籍が多い中で、この本は「ブログの書き方」「記事ネタの考え方」など、ブログ記事の文章を作るコツについて書かれています。
最初のうちは短くなりがちな文章を、もっと長くする記事内容の考え方なども学べるので、「何を書いていいかわからない」と悩んでいる方に特におすすめです。
本気でカッコよくするWordPressで人気ブログ
WordPressサイトを自分色にカスタマイズしたい人向けのステップアップ本
「WordPressの達人が教える 本気でカッコよくする WordPressで人気ブログ 思いどおりのブログにカスタマイズするプロの技43」はWordPressの操作にも慣れてきて、「もっとブログを『自分だけのもの』にカスタマイズしたい」と、よりWordPressを使いこなしてステップアップしたい方向けの本です。
手前味噌ですが、こちらの本は私(当サイト管理人)の著書になります。
ブログ運営におすすめのプラグイン紹介・デザイン変更やメニューの作成方法など
ブログ運営におすすめのプラグイン9個の紹介とその設定方法やWordPressサイトのデザインをカスタマイズするための設定のやり方について画像を多く使って紹介しています。
メニューの作り方やウィジェットの設定方法ではなかなか気づきづらい便利な設定まで紹介しています。
ブロックエディターとCSSを組み合わせてカスタマイズ方法
テーマが同じだとどうしても似たような見た目になってしまうWordPressサイトでも「自分だけのサイト」にカスタマイズするために必要になってくるHTML・CSSの入門的な解説とブロックエディターを組み合わせたカスタマイズの方法を紹介しています。
仕事向けのおすすめ書籍
いちばんやさしいWordPressの教本
花屋さんのサイトを作る過程を例にWordPressの使い方を学べる
「いちばんやさしいWordPressの教本 第4版 5.x対応 人気講師が教 える本格Webサイトの作り方」はWordPressの入門書としておそらく一番有名な書籍です。
ドメインの取得・レンタルサーバーの契約からWordPressのインストール方法など、まずはWordPressサイトを開設するところから始まり、実際にホームページを作る流れを例にWordPressの操作方法について解説されています。
「サイト内にどういうページを作っていけばよいか」といった考え方から学べるので、ホームページは作りたいけど、「具体的に何をどのよう作ったらいいかわからず悩んでいる」方にとても嬉しい内容になっていると思います。
アクセス解析・SEO対策・SNS連携・セキュリティやバックアップのヒントもあり
書籍の最後の方には集客できるサイトにするためのヒントも掲載されています。
SEO(検索エンジン最適化)対策の考え方やアクセス解析ツールの導入・設定方法、FacebookやTwitterなどのSNSとの連携方法について、セキュリティ対策やバックアップの方法など、売上につながるサイト運営のヒントや安全にサイトを運営する方法も知ることができます。
WordPressのやさしい教科書。
WordPressのマニュアルのような詳細な解説
「WordPressのやさしい教科書。 手を動かしながら学ぶ実用サイト作りと正しい運用 5.x対応版」は、まるでWordPressのマニュアルと言えるくらい詳しく丁寧に操作方法を解説している書籍です。
WordPressのインストールから各メニューでできること・操作方法やプラグイン選び方など、WordPressサイトを使いこなすために知っておきたいことが掲載されています。
ホームページ・Web担当としてWordPressサイトの管理をするなら絶対に読んでおきたい1冊
WordPressの操作方法について詳細に解説されている他、プラグインの選び方、セキュリティ・バックアップなどWordPressサイトを長く運営・運用していくために必要なことを学べます。
会社サイトのホームページ・Web担当として長くサイトの管理をしていく必要がある方にはとてもおすすめしたい本です。
しっかりと使い方がわかっていれば、バナーの掲載位置を変えたり、お知らせを目立つ位置に変更するなど、より柔軟にサイトをカスタマイズしていくことができます。
Webサイトでの情報発信に力を入れている場合は特に基礎・基本を知っていると強みになります。
WordPress入門書としておすすめの本
ここまでいくつかの本をおすすめしましたが、これからWordPressを始める・始めたばかりの方に特におすすめしたいのは次の2冊です。
WordPressでブログを始めるなら「はじめてのブログをワードプレスで作るための本」、会社のサイト・お店のサイトを作るのであれば「いちばんやさしいWordPressの教本」を書店などで探して、パラパラとめくってみてください!
書籍は最新のWordPressについて書かれているものを選ぼう
WordPress関連の本は初心者向けからWeb制作者向けまでたくさんの本が発売されています。
本を選ぶ時にはまず「最新のWordPressについて書かれているか」ということを確認してみましょう。
2020年であれば「5.x 対応」「Gutenberg対応」「ブロックエディター対応」といったキーワードが表紙などに書かれていることが望ましいです。
本は知らなかったことを学べる
WordPressに関する情報は検索すればすぐに見つけることができますが、検索で知ることができるのは「自分の知りたいこと」だけです。
本を読んでみると「こんな便利な機能があったんだ!しらなかった!」と思うこともたくさんあるので、ぜひインターネットだけでなく書籍も読んでみていただければと思います。