Googleが開発している画像フォーマット「WebP」。
この記事を書いている時点ではまだWebサイトでの利用は多くないと思われますが、時々WebP画像を表示しているサイトも見かけます。
そんなWebP画像をPNG、JPEGに変換したい状況になったので、コマンドラインでサクッと変換する方法と複数のWebP画像をまとめて変換するコマンドのメモです。
コマンドラインツール dwebp で.webpを.png/.jpgに変換する
変換ツールのダウンロード・インストール
PNG/JPEGをWebPに変換するツールや、WebPをPNG/JPEGツールなどいくつかのツールが下記からダウンロードできます。
developers.google.com
今回は、WebPをPNG/JPEGに変換したいのでdwebpを使います。
私はいつもお世話になっているHomebrewを使ってインストールします。
$ brew install webp
ひとまずこれで cwebpとdwebpが使えるようになりました。
.webpを.png/.jpgに変換
WebPをPNG/JPEGに変換するコマンド例はこちら▼
$ dwebp image.webp -o image.png
とても簡単ですね。
JPEGに変換したい場合は変換後の拡張子を.jpg
にしてあげればOKです。
ファイルをまとめて変換する
何枚も変換したいのに画像1枚ずつコマンド打つのは面倒なので、まとめて変換できるコマンドを作ってみました。
$ for file in *.webp; do dwebp "$file" -o "${file%.*}.png"; done
フォルダ内のWebP画像をまとめてPNGに変換します。
個人的に、画像の変換をする時は大体まとめて変換すると思うので、こっちのコマンドのほうがよく使うことになると思います。
ではまた。