「らくがき」されることを前提にした絵本って珍しいですか?
今回、僕にはちょっと驚きな絵本をわが子と一緒に楽しませていただきました!
頂いたのは「もにゅす」と「トマにん」という絵本
我が家にはまだ無いタイプの絵本だったので、わが子がどんなふうに興味を示すのかワクワクしながらレビューしたいと思います!
目次
”らくがきOK”な絵本「もにゅす」と「トマにん」レビュー
よっしー(@yosiakatsuki)です。
この度、「キャラフル」という”キャラクターを気軽にレンタルできる法人向けサービス”を展開する株式会社ブラン様より絵本を提供いただきました。
今回頂いた「もにゅす」と「トマにん」という絵本。早速、3歳になるわが子と一緒に楽しんでみました!
息子氏の絵本スタイル
まずはじめに、絵本を読む(見る)わが子の情報から!
うちの子はそろそろ3歳になるところで、ようやく一人で本を開いてページをめくることができるくらい。
「文字を読む」というよりは「絵をみる」という感覚のほうがしっくり来る感じですね。
なので、文字の部分は僕、もしくは妻が読んであげることがほとんどで、文章と言うよりは「にゃんにゃん」とか「ガタンゴトン」といった擬音によく興味を持ってくれます!
今回のレビューはそんな3歳のわが子がこの絵本をどう楽しんだか…ということが基準になりますので、同じくらいの年齢・絵本の楽しみ方をするお子さまへの参考になればと思います!
絵本なのに塗り絵・落書きができる!
まずこの絵本の面白いなーと思った部分は、「らくがきOK」なところです!
今回頂いた「もにゅす」「トマにん」では最初っからキャラクターに色がついていない部分があり、この本を読む子が自由に色を付けることが出来ます
しかも紙質よくある絵本とは少し違って、色鉛筆が合いそうな紙質です!
よくある黄色と黒の表紙のスケッチブックの紙質に似てますね
「自分だけの絵本を作れる」といいますか、こういった「想像力をのばす」といった工夫は面白いなーと思います
「トマトだから赤」とか言わずに自由な色を塗らせてあげたいですね!
簡単に描ける不思議なキャラクター「もにゅす」
どこかで見たことあるような・ないような…
不思議なキャラクター「もにゅす」です
話のあらずじ
ある日海に落ちてきた「もにゅす」。
さかなに食べられて(?)、「おさかなもにゅす」になって…
さかなにになった「もにゅすが」今度は鳥に食べられて、「とりもにゅす」になって…
と、「もにゅす」が次々に姿かたちを変えていく物語です。もにゅすの食物連鎖と言ってもいいかもしれません。
うちの子に「もにゅす」はまだ早かった。
絵本の冒頭に書かれているのですが
「黄色のタラコくちびる」と、「つぶらな黒い目」を書けば、どんな形・どんな色のカラダでも、それはもう«もにゅす»
…中略…
この絵本«もにゅす»の物語は、お子さまの想像力を助長させるイントロダクションに過ぎません。
ということで、「想像する」部分が多いような印象の絵本でした。
パパ的感覚だと、ちょっと3歳の子には早かった?という印象です。
小学校に入るくらいになればお話のあらずじもわかるようになるし、新しい「もにゅす」を作ることもできるようになるのかなぁ…と。
登場するキャラクター的には「さかな」「とり」「ねこ」といった他の絵本でもよく見る動物なので、もっと興味を持つかと思いましたが…
なんでしょうね…
何でもかんでも顔が「もにゅす」になってるのが嫌だったんですかね(笑)。あまり興味は示してくれませんでした…
もう少し大きくなったら興味を持つかもしれないのでそれまで待とうかなと思います!
「トマにん」は結構気に入ってくれたみたい!
トマにんは「トマト」というわかりやすいキャラクター設定のおかげもあり、結構しっかり見てくれたんじゃないかなと思います。
話のあらずじ
いつも泣き虫な主人公「トマにん」がある日カラスにさらわれたお母さんを助けるために、忍者の修行を積み、お母さんを助ける…といった内容です。
「水遁の術」など、単語としてちょっと難しい言葉が含まれているので、3歳時のパパとしては、もう少しお兄さん・お姉さんになってこないと、難しそうかな?と心配に…
でも、「絵を見て楽しむ」うちの子としてはそんな心配もよそに絵本見てよろこんでいました!
登場する野菜キャラクターに興味を持ってくれた
「トマにん」に登場するのはトマト・じゃがいも・ニンジン・ピーマンといった野菜のキャラクターなので、キャラが登場するたびに「にんじん?」とおしゃべりしながらページをペラペラめくってくれました。
動物に比べたら食べ物のほうが実生活で見る機会が多いのでキャッキャ喜んでくれました。(我が家は動物飼っていないので)
まだ幼稚園・保育園の子であればトマにんのほうが楽しめるのではないかなーと思います!
絵本の売上をボランティア団体に寄付する活動も!
「もにゅす」「トマにん」は実は社会貢献活動もしているようで…
こちらの絵本は、絵本の売上1冊につき50円が、難病と闘う子どもたちの夢をかなえる国際的ボランティア団体「メイク・ウィッシュ オブ ジャパン」に寄付されます!
友達の子どものプレゼントにいいかも
お父さんのお財布事情的感覚
頂いた本の値段調べるのは恐縮ですが…
ちょっと値段的にプレゼント用かな…?という部分がありますね…
社会貢献活動という部分に魅力を感じるものの、この絵本1冊で、500円の本が3冊買えるので自分の子供に買うなら多く本を読ませてあげたいと思っちゃいます…
(「ももたろう」とか、本屋さんにある回転式のラックに入っている本であれば3〜5冊買ってあげられますからね)
…というお父さんのお財布事情的な感覚もあり、プレゼントに最適かな?と。
プレゼントに困ったときの救世主になってくれるのでは?
友達のお子さんの誕生日とかで、「なにかプレゼントあげたいけど、何なら喜んでもらえるんだろう…」って思うことあるじゃないですか。
そういったときの選択肢の一つとしていいなぁと思いました
安すぎず、高すぎす、かつ、社会貢献という点、バッチリプレゼント向き絵本だと思うんですよね。
キャラクター的にもっと有名になればこの感覚もすこし変わってくると思うので、人気キャラクターになって欲しい!と思います。
特にわが子には「もにゅす」にもうちょっと興味を持ってほしいですねw
一緒にいろんな「もにゅす」を書きたい
例えばやきまんじゅうとか
ではまた。